2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
そうなってしまってからでは、学校復帰や進学を目指すのは長期的な目標とせざるを得なくなります。できる限り深刻化する前に、しっかりとした対応策を用意し、行っていく必要があります。「さみだれ不登校」である状態であれば、普通の不登校生より断然早く…
彼らは、まったく学校へ通学しないというわけではなく、むしろ学校に来ている場合が多いこともあるため、文部省の「学校基本調査」で統計的に集計される「不登校児」としての括りには入っていない子どもの方が多いと思われます。また、不登校とはみなされに…
不登校にも色々と種類がありまして、その中の一つに「さみだれ不登校」と呼ばれるものがあります。一般的に思い描く不登校とはちょっと違って、習慣的に登校はしているものの、週1〜2度理由なく欠席する不登校生のことを指します。実は、不登校が深刻化す…
不登校になる前兆は、気をつけていれば目に見えてわかります。今回は、特に顕著的に出る4つの兆候についてです。一体どういう状態が、不登校の前兆なのでしょうか? 理由なく欠席することがある 先日の記事、「さみだれ不登校」にある症状です。いきなり不…
発達障害が疑われるケースは、一体どうやって対応すべき?今回は、まず代表的な例として「アスペルガー症候群」について書きたいと思いますが、一口にアスペルガーと言っても、それで子どもの性格が決定づけられるものではなく、置かれている環境の違いにも…
私たち東京家学のスタッフは、元不登校生や不登校予備軍だった者達で構成されています。おのおのが様々な経験をして乗り越えてきましたが、私たちが歩んできた道には3つの共通点がありました。 親の愛情、目指したい目標、そして尊敬できる人とのめぐり会い…
不登校を経験した者は、一体どうやってそれから立ち直ったのか。学校に行きたくなった子どもが、何が変化したことによって復学、進学へと歩めたのでしょうか。彼らが不登校生から脱却したのは、ほとんどの場合「自身の思考」をコントロールできるようになっ…
不登校生が抱える、大きな二つの問題 私ども「東京家学(とうきょう やがく)」は、不登校に悩んでいる子どもや家族を助けたいという思いから、不登校の経験者、不登校になりかけていた学生有志が集まり、2008年8月に従来の不登校支援とは異なる、新しい不登…
とても興味深い記事を見つけたので、ご紹介したいと思います。夏目漱石は「自分がない」空虚な状態からどう脱したのか?――「自己本位」の発見夏目漱石は、外から与えられる膨大な知識のために、自分が本当にしたいことについて見失っていました。彼は、どれ…
その時の環境、感情、年齢などによって子どもとの接し方は変わってくるのは当然です。例えば、子どもがもう高校生なのに「ベロベロバぁー」なんてやらないですよね。赤ん坊なのに一人でおつかいに行かせるなどもまた同様です。そういう大まかなことは誰にで…
子どもが悪いことをした時は叱るべきか、否かについて、今でもたまに議論されることがあります。この賛否について一概に言うのは難しいですが、ただ一つだけ、子どもに悪影響を及ぼす叱り方があると思います。もし子どもを叱ることを肯定的に捉えている方で…
「人間は環境の産物ではない。環境こそ人間の産物である」 ─── <ベンジャミン・ディズレーリ> 19世紀のイギリスの地で、ユダヤ人ということで非常に不利な環境に身を置きながらも、ヴィクトリア朝の元で保守党の首相となったベンジャミン・ディズレーリ…
子どもは年齢を重ねるにつれて、自分の「秘密」を隠したがるようになります。不登校の原因などだけではなく、友達と交わしたようなちょっとした秘密まで。子どもが「秘密」を作ることに一体何の意味があるのでしょうか? 意外と気付かない子どものこと───「…