子どもの表現力、実現力

面白いエントリーを見つけました。


長男の授業参観に行った - GAME NEVER SLEEPS


このエントリーで書かれている出来事は、子どもにとって大きな成功体験として刻まれることでしょう。

コミュニケーションも含めて、自己表現という意味でも、もしかしたら将来の自己実現においても大きな転機となりうるかもしれません。


これで仮に、この子どもの発表が授業に相応しくない、などの理由で取り下げられていたら、

子どもの才能の芽はここで摘まれてしまっていたのかもしれません。


というと、大げさに聞こえるでしょうか。

しかし、そんなことはありません。


仮にこの発表が許されなかったとしても、あとでフォローを入れられるなりすれば大事にはならないと思いますが、

子どもの持つ才能の芽を摘む行為、出る杭を打つ行為は、自身では中々気付かないことの方が多いのです。

そのため、往々にしてそのようなことは度々繰り返され、自己表現が否定され続けてしまうのです。


大人たちは子どもに対して「手がかからず、問題を起こさず、周りと同じように」育ってくれることを期待しがちです。

しかし、それは真に成長だと言えるのでしょうか。

もちろんある程度の社会通念は大人になるために必要かもしれませんが、

それで自己表現を遮ってしまうと意味をなさないでしょう。


成長とは、この子のように成功体験を経験し、それを糧にして自分への自身・肯定感を養い、次のステップへ進んでいけることではないでしょうか。