2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

思いのほか、学習障害を抱えている子どもの存在を世間は知らない。

自閉症、アスペルガー、注意欠陥/多動性障害など、これらは一括して、発達障害と呼ばれています。上記の単語は恐らく皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。 しかし、発達障害の中には「学習障害」と呼ばれるものがあります。一体どういう内容な…

不登校の子どもの社会進出が困難である状況について思うところ

学校の教育現場ではスクールカウンセラーや相談員の設置など、不登校対策に力を入れてきているみたいです。 しかし、未だに解決されていない問題として残っているのは、不登校からの社会進出に対する支援が追い付いていないということです。不登校支援は公的…

不登校において、当事者とその周囲の人々間で認識のズレがあってはならない

例えば、解決に向けて実践していること。家庭が子どものことを思ってやっていることが、子どもにとって的外れだったり、また担任の方をはじめとする先生方が取る行動と、子どもの気持ちとでズレが生じたり、家庭と先生が実践していることがズレていて、子ど…

不登校から立ち直らせるために───1、子どもに、易しくて適切なルールを与えよう

不登校の子どもに多いのが、周囲からのプレッシャーによって抑圧されていることです。それは勉強だったり、好きなことの制限だったり、登校の強制だったりします。なので、そのことに関して家庭は口を出すべきではないと、ブログで繰り返し書いてきました。 …

お家の子どもは、自分の気持ちを表現できていますか?

自分の気持ちを表現できない子ども 現代の子どもは、自分の気持ちを表現するということが中々難しいようです。それはコミュニケーション能力不足だとか色々言われていますが、とはいえ、そういった子どもでも、家族に対する気持ちの表現はできていることが多…

子どものメディア依存を防ぐために予防と対策

メディアに触れていることは、決して子どもにとって悪いことではないと先日お話しました。しかし、「依存」とそれはまったく異なります。長期に渡って毎日長時間メディアに触れている場合、「依存状態」になる可能性は否めません。「依存状態」にならないよ…

ゲームや漫画に熱中している子どもは、常に自問自答を繰り返している

子どもが夢中になっているもの、それが勉強などであれば何の問題もないと考えてしまいますが、ゲームや漫画などに夢中になっている場合、保護者様の頭痛の種となっていることが多いです。保護者様としては、一人でそんなことしているぐらいだったら、せめて…

子どもと精神疾患において誤解されがちな3つのこと

「うちの子どもはおかしいんじゃないかしら」保護者の方で、そんな風に思ったことはないでしょうか。 中には、精神疾患だと思って医者に連れていった方もいるかもしれません。東京家学のスタッフの不登校を経験した者の中では、親御さんに医者に連れられてい…

不登校の子どもに「親の心、子知らず」は通用しない

語弊を恐れずに書くと、子どもに親の気持ちを理解して貰うことは、きっと1%もないと思います。親からの愛情は、貰った分だけ感じているのは間違いありませんが、親の気持ちを理解することを子どもに要求するのはそもそも無茶なことです。 親がどれだけ苦労…

突然不登校になった子どもにできること

これまで元気に学校に通っていたのに、ある日突然不登校になってしまった・・・ということは一般的な不登校としてはそんなには多くないことなのですが、まったくないというわけではありません。今回は、そういったケースに遭遇した場合の対処法を紹介しまし…

回復期

休息期を抜けると、非常にポジティブになり、笑顔も増えて不登校になる前に戻ったかのように感じるはずです。この頃からは、自分から積極的に行動するようになります。登校に関しても、こちらから言わずとも自発的に行動するようになります。一つ注意がある…

第三段階:休息期

苦悶期を抜け出したら、次にやってくるのが休息期です。心の落ち着きを取り戻し、自分を冷静な目で見つめ判断できるようになります。人の意見を取り入れたり、学校に対する考え方も柔軟になって、登校しようとする姿勢を見せることもあります。しかしまだ情…

第二段階:苦悶期

早期で手を打たない場合、第2段階目である「苦悶期」で非常に時間がかかってしまいかねません。この時期は、子どもにとっても、保護者様にとっても、負担の強いつらい時期です。家族を避けるようになったり、強く反抗、抵抗をするようになったりします。あ…

第一段階:逃避期

不登校・ひきこもりにおいて最初に現れる兆候がこれです。主な兆候としては、先月末の記事不登校が予想される子どもが出している4つのSOSサインで詳しく書いております。この時期で手を打っておくことが不登校の早期解決を図れる有効な手段です。

不登校・ひきこもりには4つのステージが存在する

不登校やひきこもりは、一体どういう経過を辿って回復へ向かうのでしょうか?心が癒される→学校に行けるようになる、といった単純なルートを通ることは極めて稀です。多くの場合、大きく分けて4つの段階を経た後で登校復帰・進学が実現します。その4つの段…

メディア依存が不登校を招くわけではない

ネットやゲーム依存強い子、不登校意識が高い傾向 NPO調査 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091026AT1G2500125102009.html 記事自体を批判するつもりではないのですが、世間ではゲームやアニメなどに依存することが、不登校へと結びついているかのよ…

大学生協が発行する雑誌「UNIV.COOP」に東京家学が紹介されました!

不登校の子ども達に人と自分を信じることを通じ学校の勉強をサポート 大学生協様より、東京家学設立の経緯や、それにあたっての理念、代表からのメッセージを取り上げて頂きました。このブログを通じて、中身を一部ご紹介させて頂きます。 「家」は「学校」…