不登校の子どもに「親の心、子知らず」は通用しない
語弊を恐れずに書くと、子どもに親の気持ちを理解して貰うことは、きっと1%もないと思います。
親からの愛情は、貰った分だけ感じているのは間違いありませんが、
親の気持ちを理解することを子どもに要求するのはそもそも無茶なことです。
親がどれだけ苦労しているかとか、どれだけ気にかけているかとか、
そういうことを分かって貰えるのは、成長の過程や自立、自分で家庭を持つなどしてようやく、
といったところではないでしょうか。
子育てとは、子どもの気持ちを理解すること
ここで確認しておいて頂きたいことは、子育ては親の気持ちを子どもにわかって貰うことではないということです。
親が、子どもの気持ちを理解することが子育ての基本です。
子どもが一体どういう気持ちで、今を過ごしているのか───
そこを考えた上で、今子どもに何をしてあげられるのかということを考えて欲しいのです。
不登校の子どもは、なおさらそう在れることの心掛けを
不登校の子どもは、どんな原因であれ、自分の気持ちを理解して欲しいという気持ちが非常に強いのです。
というよりは、自分の気持ちに気付いて貰えていないと考えていたからこそ、今のような状態になったと考えられます。
そういう時こそ、「子育ての基本」を思い出して子どものことを思いやって欲しいなと思います。
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