不登校の子どもの社会進出が困難である状況について思うところ
学校の教育現場ではスクールカウンセラーや相談員の設置など、
不登校対策に力を入れてきているみたいです。
しかし、未だに解決されていない問題として残っているのは、
不登校からの社会進出に対する支援が追い付いていないということです。
不登校支援は公的にせよ私的にせよ、そのあり方は多種多様を帯びていますが、
その点についての支援については少なく、取り沙汰されることもありません。
もちろん、子ども一人一人の解決に向けて力を入れることは最も重要なところです。
しかし、そこで留まってしまっていることが問題なのです。
極論を言えば、例え現在小中学校に在籍している不登校生13万人全員の心のケアを行えても、
その未来が暗いものであれば、社会的解決には全く至りません。*1
不登校支援は今後、そのような視点に立って動いていくことが求められるのではないでしょうか。