メディア依存が不登校を招くわけではない


ネットやゲーム依存強い子、不登校意識が高い傾向 NPO調査
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091026AT1G2500125102009.html


記事自体を批判するつもりではないのですが、

世間ではゲームやアニメなどに依存することが、

不登校へと結びついているかのように認識されているのが現状です。


このようなメディアが不登校を招くのではなく、不登校になってしまった結果、

それでも人との繋がりを得ようと思って手にするのが、身近にある「メディア」なんです。


メディアに「依存」しているならば、確かに「依存」からは脱却する必要があるのかもしれません。

しかし何らかの事情があって、周囲の繋がりを得難くなってしまった子ども達から、いきなりそういったものを取り上げようとすることは早計です。


新聞であろうが、ゲームであろうが、「メディア」とは、人と繋がりを覚えるために用いる媒体です。

人と人を直接介していないにしろ、「繋がり」を感じるための貴重なツールなのです。