ヘミングウェイの言葉

こういう言葉があります。

『今は”ないもの”について考えるときではない。

”今あるもの”で、何ができるか考えるときである。』 ヘミングウェイ


多くの不登校のご家庭のお話をうかがっていて一番感じるのは、皆さんとても悲観的になって、お子様のみならずご家族まで自分で自分を追い詰めてしまっていることが多い、ということです。

そういう場合、「うちの子、今はちょっと不登校だけど、とってもいい子よ」って思えるくらい、まずはご家族のお気持ちを楽にすることが大事です、と申し上げることがあります。

なぜかというとご家族の不安な気持ちは子どもにうつるものですし、不登校になった子どもは「自分は受け容れてもらえない」という感覚を強く持っている場合が多いので、学校に行こうが行くまいが愛してくれる、受け容れてくれる人がいるんだよ、というメッセージは何よりの薬になるからです。