平成21年8月28日麻生市民会館にて、座談会「ホントはイヤだよ!!この言葉」に東京家学が参加


平成21年8月28日に麻生市民会館にて行われた座談会「ホントはイヤだよ!!この言葉」に東京家学が参加しました。


思春期の育児に悩める保護者様方と大学生有志が集まり、フリートークを行った座談会です。

少し前まで思春期だった大学生から、自身のご両親に対する当時の率直な気持ちや、今現在になってどう思っているのかを聞こうというイベントでした。

私たち東京家学は、懇意にしている保護者様からこのイベントを紹介して頂き、参加させて頂きました。

私たちスタッフも、思春期の頃の気持ちを不登校経験と交えて、学校や家族の間で悩んでいた頃のことを紹介させて頂きました。

子どもが言われて嫌なこと、嬉しかったこと、そして今どういう風に考えているのか、保護者様のご参考になっていれば幸いです。


東京家学が役立てるイベントがございましたら積極的に参加させて頂きたく存じますので、是非ご紹介下さい。


今回の座談会にてご紹介下さった保護者様や、主催の団体様を初め、多くの方のご支援ご協力感謝致します。


主催:おやコミューン/川崎市教育委員会

協力:川崎市精神保健福祉センター/麻生区役所こども支援室

(敬称略)

子どもだけでなく、現代社会を生きる大人までも陥るケースが少なくない「無気力」
一体何が原因で、人は無気力な状態に陥ってしまうのでしょうか?

ひとつ原因を挙げるとするならば、失敗経験の積み重ねによって引き起こされます。
それによっていきなり無気力になる、というわけではありませんが、
ここに「自分は何やってもダメなんじゃないか」「自分は能力が低いんじゃないか」
と、自分に対する疑念の気持ちが宿ります。

自分を信頼することができなくなる、このことが無気力を生む一因となっていると言っていいでしょう。

また、無気力状態は特定のものに対しての依存を生むケースが多々あります。
代表的なものとして、ゲームや、大人だったらパチンコなどの例が挙げられます。
なぜ無気力が特定のものに依存する傾向に陥るのだと思いますか?

何か対象に対して依存をすることで、自己嫌悪の気持ちを忘れさせてくれる。
今自分にとって、不都合な現状を忘れさせてくれる。

彼らは、依存できる何かに没頭することで、無意識的にそれを感じ取っています。
こういう背景があるため、それを彼らから取り除くことは容易ではありません。

子どもがゲームに熱中していると、よくお母さんが取り上げたり禁止にしたりすることがありますが、
それを引き剥がすことは非常に困難であり、また意味のないことです。
本人の状態が変わったわけではないため、抵抗したり、また別の依存できる何かを探し、元の状態に戻るだけです。


冒頭で、失敗経験の積み重ねが無気力を生むと書きましたが、失敗は誰だってします。
それを乗り越え、人は成長していきますが、なぜ彼らはそれができなかったのでしょうか?

それは、失敗経験を得た時に、周りの人達の配慮に問題があったことが一因と言えます。
誰かが励ましてくれたり、共感してくれたり、一緒に乗り越えようと声をかけてくれる人が、
当時の彼らの周りにはいなかった、あるいは本人がいないと思い込んでいたのではないでしょうか。

また、本人のレベルを超えた勉強を学校やご家庭から求められ、
期待に応えられず挫折、自己信頼を失って無気力状態へ・・・
というケースは非常に多く耳にします。


一度無気力状態に陥ると、なかなか難しくなってきます。
励ましの声や共感が欲しい時、与えられるべき時に与えられなかったため、
保護者様も含め、今いる周囲の人たちへの不信感を強く覚えている場合があるからです。
さらに、非常にデリケートな状態であるため、本人に良かれと思ってした行動が逆効果に出てしまうことが多々あります。

子どもが抱いている自己否定の気持ちや不信感を払拭するため、もちろん周囲の方々には信頼を回復して欲しいと思いますが、
ここで第三者の人間が子どもに共感し、痛みを分かち合うことで、周囲の方々の負担を軽くし、本人の問題の解決の一歩となります。


東京家学は、子どもの年齢に近いお兄さんお姉さんのような存在が、子どもに共感し、子どもと一緒に問題を乗り越えていくサービスです。
子どものデリケートな状態を配慮して、カウンセリングの基礎から認知的枠組みのリフレーミングの仕方まで研修します。


資料請求を下されば、無気力な子どもに対する対応の仕方を具体的に記載した小冊子
『即実践できる子供への接し方7つのポイント』を送付してさしあげます。
また、電話で直接相談したいことがあれば、Tel.03-5287-5132までご連絡下さい。
資料送付、電話相談共に無料です。お気軽にお問い合わせ下さい。