雨の中

もう8月も終わりに近づいて来ました。

一昨日あたりから涼しくなって、今日など寒いくらいですね。


東京家学が正式にスタートしてから、約1ヶ月が経ちましが、

オープンを迎えるまでにはいろいろな方にお知恵をお借りしたり、

激励の言葉を頂いたりと本当に支えられて来ました。


その中のひとりに大学で知り合った人がいて、

久しぶりに会うことになり昨夜お宅に伺って来ました。

その人は経歴だけを聞けば、近づき難いような「エリート」なのですが、

実際はとても気さくで気取りがなくとても愛情深い人です。

いつも自宅に人を呼んで料理やカクテルを作ってもてなし、

自分が楽しむよりも、客人を楽しませようとする人、

もとい、客人を楽しませることで自分が楽しくなるような人なのですが、

昨夜も歓待にあずかり、

その心遣いの細やかさにはいつも感心すると同時に恐縮してしまう程です。

客人もてなすのを当然と言えば当然のことなのかも知れませんが、

人をもてなす時に人間の器の大きさが顕れるものだな

と感じさせられました。


そんな彼と仕事の話をすると、

「わかってると思うけど」

と、彼自身の会社の経験を引いて、

お客様に対する姿勢についてアドバイスをくれました。

いつも人に対して本当に気持ち良く接する彼の言葉だからこそ

感じ入るものがあって、

改めて東京家学の人間として身が引き締まる思いでした。

彼との出会いを尊びつつ、

東京家学も良きサービスであるために努力を続けていこう

と思った日でありました。


平栗 将裕