二学期

10月も終わりに近づき、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。
こんにちは、竹内です。
僕の仕事は関東圏を縦横無尽に移動し、各ご家庭のお話を直接うかがうというものです。
日中ずっと外にいるので、そろそろ冬物の上着が欲しくなってくる今日この頃。

さて、2学期が開けてだいぶ経ちますが、
しばらく前から多くのご家庭で聞く声があります。それは…
「うちの子、夏休み中は○○だったのに…」
という言葉。
○○の中には、例えば「夏休み中は元気だったのに…」や「夏休み中は落ち着いていたのに…」などです。
この時期、多くのご家庭に共通している点は、夏休みを思い出して現在(二学期)と比較してしまうこと。
そして、「夏休み中は○○だったのに…」という感想になってしまうのです。

でもそれはいたって普通の現象なのです。
夏休み中、子供は学校から開放された状態で遊びます。
それを見てご家庭の方でも安心されます。
また、学校のある時期よりも夏休みの方が、ご家庭としても子供と触れ合う時間が長くなるのでいっそう安心するのです。

ところが8月の終わり頃、二学期が近付いてくると不安がむくりと顔を出してきます。
夏休み中はずいぶんとリラックスしていたようだけど、果たして2学期になって学校が始まったらどうだろうか?ちゃんと学校には通えるのだろうか?
そして、実際に2学期に入り、学校と折り合いがつかず…。
その結果の「夏休み中は○○だったのに…」なのです。

でもそれは裏を返せばそれほど子供にとって学校が負担になっているということ。
子供の良さ、個性、笑顔などを押しつぶしてまで学校に通うことは大切なことでしょうか?
学校に行くよりも子供がその子らしくのびのびと育つこと。
そのことを私たち東京家学では大切にしていきたいなと思います。