パートナーの研修

今日はパートナーのH君と研修をしています。
H君には不登校の男の子K君のおうちに毎週訪問してもらっています。


今日は特に「勉強」について、今後の方針を相談しました。
K君は徐々に学校に行き始めている段階です。


そのため授業の遅れを取り戻す意味もあり、
宿題を少しずつ出しています。


ですが、パートナーのH君と
「来週までにこれをやる」
と約束しても、なかなかできないそうです。

K君自身がそのことをかなり気にしていて、
パートナーの訪問があっても顔を合わせづらい、ということがありました。

K君はH君のことをとても好きで、信頼と尊敬を寄せているので、
彼との約束を守れなかったことをとても負担になってしまったようです。


その件についてH君から報告を受け、相談しました。
その結果は、K君のいまの状況を考えると、勉強を強いて急ぐよりも、
登校の定着をめざした方がいい、ということです。
なぜなら、もともと勉強が苦手なことに少々コンプレックスもあるため、
宿題を強いすぎることで「やっぱり自分はできない」
という意識を後押ししてしまう恐れがあるからです。

そこで今後しばらくは宿題や勉強については少し控えめにすること、
叱るにしても表現に気をつけるという風な結論になりました。



東京家学ではこのように必要に応じてパートナーの研修を行い、
訪問の方針を相談したり、修正したりしています。