今では様々な病院やカウンセリングがあります。
一体どこに相談すればいいのだろうかと悩む時はありませんか。
今回は、カウンセリングを必要としている子ども、
あるいは子育てに悩むご家庭に向けて、その治療法の種類をご紹介いたします。
カウンセリング
【クライエント】 ― 【カウンセラー】
対象者:不安や悩みを持った人
目的:クライエントの内的成長を促すこと
手段:心理学・臨床心理学を基準とする。クライエントの話を積極的に聴き(傾聴)、こころからの理解を示す(共感)。受動的。
心理療法(=サイコセラピー)
【患者】 ― 【心理療法士・臨床心理士(=サイコセラピスト)】
対象者:具体的な症状を持った「患者」
目的:その症状を治すこと
手段:心理学・臨床心理学を基準とする。患者に指示を出すか、能動的にセラピー(具体的な治療)を行う。
種類:?精神分析療法…本人が気付いていないことを理解し治療をします
?認知行動療法…パニック症候群、閉所恐怖症などマニュアルにそって解決する
精神療法
【患者】 ― 【精神科医】
対象者:具体的な症状を持った「患者」
目的:主に問題や症状に焦点をあてて、それを治療して問題や症状を無くしていくこと
手段:精神医学を基準とする。客観的に患者の症状を把握して、科学的に診断や治療を行う。
薬を処方する場合が多い。医師の医療行為なので「健康保険」が使えます。
このように、相談したければカウンセリング、症状を心理学的に治したければ心理療法、症状を科学的に治したければ精神療法、
といったように目的に合わせての受診をお勧めします。