子どもと接する上で───「約束を守ること」を約束してください。
子どもに嘘をつかないことは、かなり大変なことかもしれません。
嘘をつくこと自体を禁止にすることは無理があるのかもしれませんし、
子どものことを考えた上で、つかなければならない嘘はおおいにあるでしょう。
しかし、相手への思いやりに欠ける嘘はほとんどの場合良くありません。
保護者の方が発する発言は、特にです。
親の言葉の影響力の大きさ
どんなに言うことを聞かなくても、反抗してても、
子どもは「親の言葉」に非常に強い影響を受けます。
例えば、普段何気なく言っているような「宿題しなさい!」というような発言もそうです。
子どもは「後でやる」と素っ気なく返してきたり、はたまた言われたのに宿題をしないこともありますが、
そういった場合でも、子どもの心のうちでは「やらなきゃ、やらなきゃ」と思っているのです。
大半の子ども達は、言葉が心の中に刷り込まれて、しつけを繰り返しているうちに自然とやるべきことができるようになるかもしれません。
しかし、そうではない子ども達もいるのです。
ただ強迫観念に囚われるようになって、身動きができなくなる子どももいます。
また、根拠や理由に乏しい発言を繰り返すことも良くありません。言葉の影響力の大きさは、マイナスの面でも大きいのです。
その中でも最も悪影響になり得るのが、嘘なのです。
万人に良い影響を与えられる育て方というものはありませんが、嘘をできる限りつかないということはおおよその場合大事なことです。
前述の通り、全て嘘をつかないというわけにはいきませんが、嘘の中でも「約束を破る嘘」はしてはならないことです。
親に裏切られる、という影響を子どもに与えてしまうことになるからです。
やむを得ない場合でも、納得して貰えるだけの説明が必要でしょう。
※更新がしばらく怠ってしまいました。申し訳ありません。