子どもの成功体験を積み重ねるためには?


さて、前回からの続きです。

子どもの自己評価が低くなっている場合、+修正するためには成功体験を積み重ねる必要があります。

しかし、どうやって子どもに促せば良いのでしょうか。

少し間違えば、まったく正反対の結果に終わることもあるので、ポイントを押さえておく必要があります。

ポイント1「そのような機会(課題)を周囲が設定してあげる」

成功体験を得るためには、当然何らかの課題が必要ですよね。

さて、どういう課題を与えるのが良いでしょうか?

容易で、初めて取り組むことで、できれば子どもにとって好ましいと思われることが良いでしょう。

例えば、掃除好きなら皿洗いなど。お菓子が好きなら簡単なものを作らせてみるとか。

ただし、課題を設定するとは言っても押し付けるのではなく、提案といった形で行ってください。子どもが承諾しないのに無理強いするのはやめましょう。

尚、失敗経験を通して自己評価が低くなっているのであれば、少なくとも最初のうちは、難しくて嫌なことは避けるべきです。


課題ができたら、少しずつ困難な課題にしていきますが、

次々にレベルアップした課題を設定しがちなので、注意が必要です。

客観的に見れる第三者がいることが理想です。

必ず「自分自身の力」で成し遂げられるように配慮しましょう


成功体験とは、必ず自分自身の力でなければ得ることはできません。

「課題を提案する」以上の干渉は極力しないようにしましょう。

ポイント2「ほめ方に配慮」


子どもが課題を成し遂げた時は、褒めてあげましょう。

「自分が評価されている」ということを一層増して実感できるからです。

ただ、褒めるにしても時と場合によっては適切でないこともあります。

今更聞けない子どもの褒め方
子どもの褒め方一覧表

過去に書いた記事を参考にしてみてください。

また、私どもが配布している『即実践できる 子どものへの接し方7つのポイント』のポイントその6でも言及しています。

宜しければHPのお問い合わせフォームよりお求めください。