前回に続いて、今度は話を聞く時の態度について書いていきたいと思います。聞き方だけ覚えても、態度がしっかりしていなければ心を開いてくれません。聞く態度は思っているよりも大切なことです。 座って聞くこと 当然、立ち話ではちゃんと聞くことはできま…
前回は、聞き上手の人は肯定的関心とそれを示す態度を備えているという話でした。今回その二つに関してお話しようと思いましたが、予想以上に長くなってしまったので、2回にわけたいと思います。肯定的関心とは? 肯定的関心とは この場では、相手に否定も…
さて、前回筆記療法という心理療法を紹介しました。悩みなどを書きだすことで、心理的に良い効果が期待されるという療法です。 とはいえ、できれば書くよりも人に話したいと思う。それが人の性でしょう。ただ、話をすると言っても、相手によっては反発された…
東京家学も含めてですが、心の問題を解決するにあたって金銭面での負担は避けにくいことです。もちろんそれに見合うだけのサービスをお届けするつもりですが、お金が掛からずに何かできることはないものでしょうか。非常に大きな効果が期待できるというわけ…
子どもがペット扱いされている───昨今、その賛否について度々取り沙汰されることがあります。しかし、果たして「ペット扱い」とは具体的に何を指すのでしょう?言及しているところは数あれど、特に決まった定義もなく使われているような気がします。 多くの…
この時期、受験をはじめとして子どもにとっての転機となることが多い期間です。進級ということも子どもによっては不安材料の一つとなりえます。そんな時、家族はどのような環境であるのが最適かお話していきたいと思います。とはいっても、普段実践すべきこ…
この頃多数のお問い合わせを頂いております。また、今年は受験を目指す生徒も多く、子どもやご家族にとって、今は本当に大切な時期なのかもしれません。次回、子どもにとって転機となる次期の過ごし方について考えてみたいと思います。 力を合わせて頑張って…
不登校の多く、理由はっきりせず ひとりひとりの細部に目をやれば、それぞれ不登校の理由は異なるのではっきりしないとも言えますが、 全体的に見ても捉え難いと思います。 一体なぜ、不登校になってしまうのか。表面化しないのはわけがあります。 はっきり…
子どもに嘘をつかないことは、かなり大変なことかもしれません。嘘をつくこと自体を禁止にすることは無理があるのかもしれませんし、子どものことを考えた上で、つかなければならない嘘はおおいにあるでしょう。しかし、相手への思いやりに欠ける嘘はほとん…
動物園活用し不登校の子どもを支援年始のニュースですが、少し興味がありました。動物と触れ合うということは癒しの効果もさることながら、自己受容、他者受容までの繋ぎとしても有効でしょう。 ところで、なぜ人ではなく、人以外の動物と触れ合うことが有効…
さて、先に今回は勉強を促す上での注意事項を書いていきたいと思います。 1、必要以上に過敏に口を出してはいけない これが第一の原則事項です。「こうすれば子どもは興味を持つだろう」「これがダメだったら今度はこうしてみよう」と、工夫するのは良いの…
なぜ、勉強しなくてはならないの?の続きです。親にとって、子どもに勉強してもらわなければならない理由は山ほどあるかもしれません。しかし、子ども側とってみればどうでしょうか?【子どもにとって】勉強しなくてはならない理由なんて特にないのです。子…
先日に続き、勉強に関する記事を書こうと思っておりましたが、本日は少し時間が取れそうにないので、申し訳ありませんが来週以降にさせて頂きます。 東京家学では新年早々体調が崩れてしまった者もいます。皆さんも健康管理には気を付けて下さい。体調が悪く…
身も蓋もないことを言ってしまえば、勉強しないと社会へ進出する上で不利になるからです。しかし、仮に子どもにそのまま伝えたとしても、社会へ進出するということの実感がないため、正確な回答とは言えません。 一体、なぜ勉強しなくてはならないのでしょう…
皆様、あけましておめでとうございます。本日1月5日より、今年の東京家学の営業を開始致します。多数のお問い合わせをいただいたため、現在順番待ちの状態になっておりますので、少々対応が遅れてしまっておりますが、ご了承ください。 私たちも気を新たに…
今年も残りわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。東京家学では、明日12月29日から1月4日まで、年末年始の休業とさせて頂きます。何かお問い合わせがございましたら、お電話ではなくフォームの方からご連絡下さい。(こちらで確認致しま…
興味深い記事がありましたので、ご紹介させて頂きます。塾講習受講登校扱い 古河市立中 決定指導受け撤回要約すれば、「学級閉鎖があったため、12月25日と1月7日に振替授業を行う予定だが、 受験期の子どもに配慮して、塾の冬期講習を出席扱いにする」…
子どもが学校に行かなくなったり、突然勉強しなくなったり、友達と遊ばなくなったりすることがありますが、すぐその原因を知ることはできないことが多いのです。このような時、一体何が原因で、子どもの成長の妨げが起こっているのか、一刻も早く知りたいと…
今では様々な病院やカウンセリングがあります。一体どこに相談すればいいのだろうかと悩む時はありませんか。今回は、カウンセリングを必要としている子ども、あるいは子育てに悩むご家庭に向けて、その治療法の種類をご紹介いたします。 カウンセリング 【…
東京家学は小学生から高校生まで、幅広い学年の生徒が在籍しています。しかし、在籍している小学生の中ではほとんどが小学5.6年生の生徒。なぜ小学校低学年ではなく、高学年が多いのでしょうか。 ギャング・エイジ 実は、この小学校5・6年生という学年…
最近テレビなどでも多く取り上げられていますので、ご存知の方も多いかと思いますが、今回はADHDについてお話していきたいと思います。 ADHDとは Attention・・・注意Deficit・・・欠陥Hyperactivity・・・多動性Disorder・・・障害の頭文字をとった、発達障…
不登校になる要因とはなんでしょうか。それがすぐに分かれば苦労することなどありませんが、今回はそれを子どもの内面から考えていきたいと思います。 「安心」できるということ 恐らく、不登校の子どもが最も飢えているものの1つが「安心」だと思われます…
さて、前回の続きです。褒め方も難しいですが、叱り方もそれ以上に難しいことです。しかし褒め方同様、重要なのは子どもの視点から捉えることだけなのです。そこを押さえた上で、子どもの上手な叱り方を考えていきましょう。 感情的にならないこと 感情的に…
「片付けしなさいって言ったでしょ!」「自分で片付けできるようになって欲しいからお願いしてるんだよ」 「叱る」ことと「怒る」こと、この二つの違いがお分かりになりますか?先の例だと、前者が「怒る」ことで後者が「叱る」ことに分類されます。一体何が…
過去のエントリーを閲覧しづらいようなので、これまでの不登校を題材にした記事をまとめました。近々、もっと見やすくするためにブログ内でカテゴリ分けする予定です。 家族だけで悩まないでください不登校から立ち直った坂本龍馬不登校の子ども 4つの時期…
前回紹介させて頂いた「子どもの褒め方」を、もっと詳細にご紹介します。まずは前回の復習から。 心の底から褒める 前回も言ったように、心がこもってなければ何の意味もありません。 「子ども」を褒める 「何を」褒めるかではなく、「誰を」褒めるかです。…
褒めることの難しさ 人をけなすことは簡単でも、褒めることは思っているより困難なことです。見当違いの褒め方は、相手に理解されていない、むしろ馬鹿にされているとも考えられてしまいます。相手が子どもならば尚更で、人の心の機微など簡単に知られてしま…
前回、学習障害に関することを大まかに話させて頂き、今回は、学習障害との関わり方について話させて頂きます。 まず、子どもが学習障害であるか、ないかを発見する 学習障害を持つ子どもは、中々発見されにくいが故に対応をすることが難しいのですが、それ…
自閉症、アスペルガー、注意欠陥/多動性障害など、これらは一括して、発達障害と呼ばれています。上記の単語は恐らく皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。 しかし、発達障害の中には「学習障害」と呼ばれるものがあります。一体どういう内容な…
学校の教育現場ではスクールカウンセラーや相談員の設置など、不登校対策に力を入れてきているみたいです。 しかし、未だに解決されていない問題として残っているのは、不登校からの社会進出に対する支援が追い付いていないということです。不登校支援は公的…